BUSINESS事業紹介

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2本柱のビジネスモデル

当社は中古マンションの再活事業をメインに行ってきましたが、
2014年12月に施行された「マンションの建替えの円滑化に関する法律の一部を改正する法律」を機に、
「再開発アジャストメント事業」にも事業領域を広げました。
現在では、「再開発アジャストメント事業」と「再活事業」が当社ビジネスの2本柱となっております。

1. 再開発アジャストメント事業

再開発アジャストメント事業とは、旧耐震基準のビルの借家人や抵当権者等の利害関係人の同意調整を図り、
権利関係を整理したのちに対象となるビルを取り壊し、新たなビルやマンションを建築・再生して都市再開発を促進していく事業です。
当社は権利関係の調整まで行った後に、主に大手デベロッパーに対象不動産を売却しております。

STEP 1

不動産仕入

仕入交渉段階から当社は売却出口をある程度固めたうえで、不動産物件の調査をしております。
売却出口としては、オフィスビル、マンション、ホテル等があります。仕入に際しては、次の4点を重視しております。

  1. 仕入対象エリアは首都圏、大阪府・兵庫県・京都府の中心エリア
  2. これらエリアの中でも人気エリアで代替テナントの募集が容易な地域を対象
  3. 退去交渉で金銭的、時間的な目途が立ちやすい不動産をターゲット
  4. 不動産自体の付加価値の高まる潜在価値の高い物件を対象

STEP 2

権利調整

当社社員とともに権利調整交渉に秀でた複数の弁護士事務所と連携し権利調整(退去交渉等)を行っております。

大手デベロッパーは権利関係がシンプルになった不動産を取得したい意向が強く、煩雑な手続きが必要な権利調整の実務を避ける傾向にあります。当社はこの点に注目し、不動産の権利調整では業界内で一定の評価、認知度を得ております。

STEP 3

売却

借家人(テナント)の退去が完了したり、退去が法的に担保された状態(即決和解の成立)で対象となる不動産を大手デベロッパーに売却します。

主にビルの取り壊しや再建築等は売却先の大手デベロッパーが行い、当社は引き渡しまでを行うケースが大半です。

2. 再活事業

再活事業とは、中古のビルや商業施設等を再生・バリューアップしたのちに、販売する事業をいいます。
当社は、2001年から本格的に進めてきた中古マンション再活事業で蓄積されたノウハウを
中古のビルや商業施設の再活に生かしております。

STEP 1

デューデリジェンス

東京本社、大阪支店の2拠点で不動産の仕入れ情報を入手しております。情報入手先はサービサー、士業、金融機関、事業法人、海外投資家、経営者、不動産会社等と多岐にわたり、情報収集能力では他社に負けないと自負しております。

法的調査、建物・設備調査を綿密に行い、適正な資産評価を実施します。また、状況に応じてエンジニアリングレポートを入手し耐震強度や違法性のチェックも実施しております。

STEP 2

バリューアップ

必要に応じて共有部分の修繕や専用部分のバリューアップ、物件の順法性の是正等を実施しております。

また入居者を募集し、賃貸収入利回りのアップを図っております。

STEP 3

売却

不動産賃貸収入による利回りを重視する事業法人、不動産会社、個人富裕層、海外投資家、REIT等を対象に売却しております。